赤ちゃんの抱っこ紐って、本当にいろんな種類が販売されてますよね。
かわいいからいつも抱っこしていたい…!
でもママには他にも家事やらやらないといけないことがあって大変ですよね。
そんな時に抱っこ紐は欠かせません!
でも、抱っこ紐を使うことによって注意しないといけない事故があります。
そう、転落です。
消費者庁のデータによると、2014年に起こった抱っこ紐からの赤ちゃんの転落事故は、全体の赤ちゃんの事故の0.7%です。
150人に1人の割合です。
結構な数字だと思いませんか?
今回は抱っこ紐のなかでも人気のコニーの抱っこ紐の落下事故の危険性についてご紹介します。
コニーの抱っこ紐が危険といわれる理由
おしゃれでかわいいペンギンのイラストで知られるコニーの抱っこ紐。
Tシャツを重ね着したような、スタイリッシュなデザインと色展開が豊富で人気ですよね。
背中から肩全体を覆う布により、シンプルなのに、首や腰へかかる重さを上半身全体で支えることができます。赤ちゃんと密着できるので、カンガルーケアを体感できますね。
アメリカと韓国の安全認証済みとのことですが、日本ではまだ認証されていません。
赤ちゃんの前側とお母さんの前側が密着するようにして使うのですが、月齢が大きくなるにつれて赤ちゃんも大きくなりますよね。
動きも激しくなって体を反るようになってくると、クロスした布の間から落ちる危険があります。
簡単に装着できる分、ホールド力がないので、何かを落として拾う時など、お母さんが前かがみになり、頭から転落する可能性があります。
コニーの抱っこ紐は、海外製品でネット通販を通じてしか購入することができません。ってことは、サイズを実際に確かめて購入するのが難しいですよね。
きつすぎると、赤ちゃんが圧迫されて苦しくて、嫌がる子もいますし、ゆるすぎてもさらにホールド力がなくなるので危険です。ジャストサイズが一番安全に使えるのですが、試着できないのが難点といえますね。
実際に使った方によると、すぐに寝てくれるので寝かしつけの時や家の中で使用しているという方もおられます。
使用方法に気を付ければ育児のたのもしい味方になってくれるのではないでしょうか♪
コニーの抱っこ紐が向かない人
産後は胸が大きくなっている方が多いと思いますが、かなり大きくなっている方は、密着する分赤ちゃんへの圧迫感があり、使用しづらいと思います。
肩こりが強い方も、肩全体で赤ちゃんの体重を支えるので、肩こりがひどくなってしまいます。
向かない人というより、向かない動きとしては、二の腕全体の動きが制限されてしまうので、洗濯ものを干したり、高いところのものをとったりするのはしづらくなりますね。
コニーの抱っこ紐が向いている人
では反対に、コニーの抱っこ紐が向いている人ってどんな人でしょう。
妊娠中は大きくなったおなかを支えるため、腰や骨盤にかなりの負担がかかっています。
産後は急におなかがへこんでも、腰痛が残る方も多いですよね。
コニーの抱っこ紐は赤ちゃんの重さを上半身に分散して支えるので、骨盤や腰に負担がかかりにくいといわれています。だから腰痛がある方でも使用することができるんです。
外紐は、赤ちゃんを安全に抱っこするためだけでなく、さらにお母さんの腰も支える効果があるので必ず使用するようにしましょう。
コニーの抱っこ紐の落下防止対策は
正しく着用する
取扱説明書にもかいてあるように、正しく着用することが必要です。
- ペンギンマークを背中の下側にくるようにし、Tシャツを着るように装着する
- 肩から二の腕全体を包むように、布を最大限に伸ばす
- 赤ちゃんの足を片方づつ入れ、整える
- 外紐をお母さんの腰から回し、赤ちゃんのお尻あたりで結ぶ
慣れるまでは鏡を見ながら練習してみるのもよいかもしれませんね。
ジャストサイズを選ぶ
身長、体重などからご自分の体形に合ったサイズを選ぶことが重要です。
サイトには丁寧なサイズ選びのQ&Aが載っていたり、質問を受け付けていたりするので参考にしてみてくださいね^^
パパと兼用される場合は、ママとの体形があまりにも違う場合、安全面から考えて、別のサイズを購入されることをおすすめします。
使用中は赤ちゃんのことを常に気にかける
外出したり、上のお子さんがいる場合、どうしても赤ちゃんより他のことが気になってしまうことってありますよね。
でも、抱っこ紐を使用しているときは、必ず赤ちゃんのことを気にかけていてほしいです。
片手を添えることや、落ちているものを拾う時は前かがみにならず、しゃがむなど、ほんの少し気を付けるだけで事故を防ぐことができます。
コニーの抱っこ紐は危険って本当?|まとめ
コニーの抱っこ紐は、おしゃれで可愛くて、人気の商品です。
使用方法などに注意すれば、お母さんとの密着感や安心感で、よく眠ってくれたり、落ち着くといわれています。
一方で、ちょっとした油断が事故につながることもあり、注意が必要です。
商品のメリット、デメリットを知り、大切な赤ちゃんを守る製品を選んでくださいね。